お菓子の街で思うこと in Paris
今日は予定を入れていないので、朝ごはんをゆっくり食べて近くのお菓子屋に。
で、お菓子を食べながら思ったことを書いてみました。
こっちに来てからお菓子も結構食べてますけど、
どこに行っても日本みたいにそんなに種類は置いていないんですよね。
種類が少ないと一つ一つに手間をかける事が出来るし、
同じ金額のものを作っても仕事が早く終わります。
良い効率化ですね。
日本では真面目だからか、
たくさんの種類を作ってお客さんに喜んでもらおうとしているお店が多いように思います。 でも結局全体的に薄まった物になっていたり。 今の時代、お客さんは店を自由に選べるので
1店舗で100樹類以上のお菓子を並べる必要はないと個人的に思っています。 種類増やせば売り上げも増えるんで頑張るんでしょうけど。
または多くの種類全てに手を掛けるとなると当たり前ですけど
1日は24時間しかないので、お客さんは喜んでくれているが
店で働いているスタッフの睡眠時間が削られ、労働環境は想像を絶するものになっていたり。
もちろん食文化も歴史も日本とは違うんだろうけど、ここでは気持ちの良い潔さを感じますね。
あとお菓子の味の構成は、はっきりしています。 結構ちゃんとしたお菓子屋さんにしか来てませんけど、甘いものは甘く。しょっぱいものも酸っぱいものもはっきりとしています。 ここも日本とは違いますね。
お菓子からも食文化の違いがはっきりと感じ取れます。 食事が違えばその後のデザートの味付けも違うのは当然ですね。
改めて日本には日本の洋菓子というものが根付いているんだと思いました。 それは素晴らしい事だなーと。 働き方も、もっとみんなが楽しく働いて
お客さんにも喜んでもらえる仕事にしたいなーと思う今日この頃です。